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学校のオフィシャルブログ

新入生合宿2024年春

山手日本語学校では、新入生が日本の生活やルールに慣れること、学生同士の交流を深めることを目的に、毎年合宿をおこなっています。

2024年春の合宿は5月9日から1泊2日の日程で実施されました。

 

貸切バスで合宿先に移動したら、まずは副校長から、日本で生活・活躍するために必要なことを聞きます。

入学式で理事長からもあった「努力を怠らない」「約束を守る」「礼儀正しい」といった心構えに、学生は熱心に耳を傾けていました。

 

合宿も大切な授業の一つ、みんな熱心に学んでいます。
「聞く姿勢の大切さ」も教えていますが、みんなちゃんとできていますね。

 

合宿では、日本で生活する上でのマナーや、日本の文化についても学びます。

自転車の乗り方や喫煙など、日本で生活するために必要なルールとマナー、食べ物や温泉についても先生が説明します。

 

先生から温泉のマナーを教えてもらい、いざ初めての温泉にチャレンジ!
みんな意気揚々と温泉に向かっていきました。布団の使い方やたたみ方なども学び、実践しました。

 

ホテルの夕食はとても豪華!
「日本の文化」で学んだ牛肉の鍋やお味噌汁もあり、みんなで集まって食事を楽しみました。

朝食に出た納豆も、たくさんの学生がチャレンジしました。

 

交流の時間では、それぞれの学生が自分の国を紹介する絵を描きました。
この絵は合宿の後、校舎に飾ります。

 

二日目は、ホテルの近くにあるグラウンドで運動をしてリフレッシュしました。
さまざまな国の学生と先生が一緒にサッカーをし、とても盛り上がりました。

 

日本の生活でのルールを学びながら体験し、行動に繋げられるようになりました。
そして、学生同士や先生との交流もできた素敵な合宿になりました。

たくさんの経験ができた合宿さいごの集合写真、みんな笑顔で終えることができました。

 

2024年4月生入学式

山手日本語学校2024年4月入学生の入学式が挙行されました。

今年は、ベトナム、中国、モンゴル、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイ、フィリピン、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、ウズベキスタン、オランダ、ドイツからの学生が揃いました。

 

まず、理事長から「自分たちが生まれた国と違う国で生きていく覚悟」と「努力すれば良い未来と成長した自分が待っていること」というお話しがあり、学生たちは静かに話に耳を傾けていました。

 

そして新入生の各国代表が、自己紹介と将来の目標や夢をスピーチします。

 

「大学にいきたい」「日本で働きたい」「日本語の先生になりたい」など、どの学生も、将来への希望に溢れていました。

 

日本に来たばかりで準備する時間も少ないなか、立派なスピーチができました。

 

在校生代表からも、新入生へ向けたスピーチをします。

来日からわずか半年の間で日本語を懸命に学び、難しい日本語を使ったスピーチができるようになりました。

新入生に向けて、エールを送ってくれました。

 

式が終わったあとは緊張していた学生たちも、リラックスした表情を見せてくれました。

みんな元気いっぱいの新入生たちで、記念撮影では笑顔で盛り上がりました。

スピーチ大会 2024年

毎年開催される山手日本語学校スピーチ大会では、各クラスの代表が学生の前でスピーチをします。

順番を待っている間、少し緊張している様子でしたが、みんなこの日のために一生懸命練習してきました。その成果もあって、皆とても良いスピーチができました。

 

最初の学生はモンゴル出身、モリンホールというモンゴルの楽器の歴史についてスピーチしました。モンゴルの伝統的な衣装で登場してくれました。

 

次もモンゴルの学生です。「すみませんが、日本人にお願いがあります」というユニークなテーマのスピーチで、最優秀賞を獲得しました。

 

ミャンマーの学生は「母の話」というテーマで、優良賞になりました。

多くの学生が自国の民族衣装を着て参加してくれました。

 

スピーチのあと、クラスの仲間からスピーチを称えられていました。

 

ひとりひとりのスピーチに、先生たちが真剣に点数をつけていきます。

 

最優秀賞、優秀賞、優良賞、審査員特別賞、ユーモア賞など沢山の賞が用意されました。

 

 

点数が高かった学生には、理事長からそれぞれ賞が授与されました。

壇上で賞を授与され拍手に包まれると、どの学生も嬉しそうな、誇らしそうな表情になりました。

 

スピーチ大会が後の記念写真です。

学生は緊張が解けて笑顔の記念写真になりました。スピーチをした学生はこの日のためによく頑張りました。よい思い出になるといいですね。