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学校のオフィシャルブログ

七夕行事

山手日本語学校では、様々な日本文化の行事を催します。
今回は七夕です。学校のいたるところに学生たちが願を込めて作った短冊に彩られた竹が飾られています。

まず、短冊に願い事を書く前に、七夕の由来について学びます。「織姫」や「彦星」の話はとても興味深そうに聞いていました。その後は、各自で短冊に願い事を書いていきます。

 

生徒たちは思い思いの願い事を書いていましたが、やはり「日本語が上手になりたい」という願い事が多く。そのほかにも「大学に受かりたい」「家族が健康でいられますように」などがあり、願い事はどの国でも似ています。
シールや飾りをつけたり、工夫を凝らした短冊製作を楽しんでいるようでした。

ユニークな短冊も多く、個性がよく出ていました。

スリランカ、ベトナム、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、ウズベキスタンの学生たちです。国はそれぞれ違いますが、日本文化を楽しむ気持ちはみんな一緒で、一体感を持って盛り上がっていました。

 

竹に短冊を飾るのは日本の風物詩の一つです。学生たちも自分の手で、願いが込められた短冊を飾っていました。みな思いを込めて結んでいるように見えます。

 

一枚一枚と短冊が増えていくにつれて、竹がぐんと色鮮やかになっていきます。また、沢山の短冊の重みで竹がしなっていく様子が風情を増していきます。学生たちは竹のてっぺんから一番下まで、一つ一つの短冊を眺めてみて楽しんでいました。

 

ネパールの学生とウズベキスタンの学生です。新入生なので、初めての七夕をとても新鮮に体験できたと思います。

短冊をきれいに書いてくれたばかりでなく、飾りも沢山作って飾ってくれました。七夕の時期は、山手日本語学校はこのようなきれいな竹が校舎に沢山飾られています。

 

学校のカフェテリアに飾った竹の前で撮影です。
願いを短冊に書くことは、自分自身の目標を改めて見つめることにもなったようです。

また、みんなで一緒に楽しめる七夕は、どの生徒にとっても思い出深い一日になったと思います。

 

学校の玄関で、記念撮影です。
玄関には、学校のスタッフや教員が書いた短冊も飾りました。

学生たちには大きな夢をもって、目標に向かって頑張ってもらいたいと思います。
私たちもこれからも全力で応援します。

新入生合宿2024年春

山手日本語学校では、新入生が日本の生活やルールに慣れること、学生同士の交流を深めることを目的に、毎年合宿をおこなっています。

2024年春の合宿は5月9日から1泊2日の日程で実施されました。

 

貸切バスで合宿先に移動したら、まずは副校長から、日本で生活・活躍するために必要なことを聞きます。

入学式で理事長からもあった「努力を怠らない」「約束を守る」「礼儀正しい」といった心構えに、学生は熱心に耳を傾けていました。

 

合宿も大切な授業の一つ、みんな熱心に学んでいます。
「聞く姿勢の大切さ」も教えていますが、みんなちゃんとできていますね。

 

合宿では、日本で生活する上でのマナーや、日本の文化についても学びます。

自転車の乗り方や喫煙など、日本で生活するために必要なルールとマナー、食べ物や温泉についても先生が説明します。

 

先生から温泉のマナーを教えてもらい、いざ初めての温泉にチャレンジ!
みんな意気揚々と温泉に向かっていきました。布団の使い方やたたみ方なども学び、実践しました。

 

ホテルの夕食はとても豪華!
「日本の文化」で学んだ牛肉の鍋やお味噌汁もあり、みんなで集まって食事を楽しみました。

朝食に出た納豆も、たくさんの学生がチャレンジしました。

 

交流の時間では、それぞれの学生が自分の国を紹介する絵を描きました。
この絵は合宿の後、校舎に飾ります。

 

二日目は、ホテルの近くにあるグラウンドで運動をしてリフレッシュしました。
さまざまな国の学生と先生が一緒にサッカーをし、とても盛り上がりました。

 

日本の生活でのルールを学びながら体験し、行動に繋げられるようになりました。
そして、学生同士や先生との交流もできた素敵な合宿になりました。

たくさんの経験ができた合宿さいごの集合写真、みんな笑顔で終えることができました。

 

2024年4月生入学式

山手日本語学校2024年4月入学生の入学式が挙行されました。

今年は、ベトナム、中国、モンゴル、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイ、フィリピン、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、ウズベキスタン、オランダ、ドイツからの学生が揃いました。

 

まず、理事長から「自分たちが生まれた国と違う国で生きていく覚悟」と「努力すれば良い未来と成長した自分が待っていること」というお話しがあり、学生たちは静かに話に耳を傾けていました。

 

そして新入生の各国代表が、自己紹介と将来の目標や夢をスピーチします。

 

「大学にいきたい」「日本で働きたい」「日本語の先生になりたい」など、どの学生も、将来への希望に溢れていました。

 

日本に来たばかりで準備する時間も少ないなか、立派なスピーチができました。

 

在校生代表からも、新入生へ向けたスピーチをします。

来日からわずか半年の間で日本語を懸命に学び、難しい日本語を使ったスピーチができるようになりました。

新入生に向けて、エールを送ってくれました。

 

式が終わったあとは緊張していた学生たちも、リラックスした表情を見せてくれました。

みんな元気いっぱいの新入生たちで、記念撮影では笑顔で盛り上がりました。