学校の様子

山手日本語学校の日々の様子をご紹介します

七夕行事

7月7日、山手日本語学校では笹に短冊を飾り、七夕を楽しみました。
思い思いの願いを込めて飾った笹の葉が校舎中でなびきました。

まずは教室で七夕について学びます。短冊に自分の願いを書き、お手本を見て自分で飾りを作ります。
このクラスはいつも元気があり、イベントの時はさらに盛り上がります。

 

七夕飾りも、学生たちが作ります。楽しそうに、色んな飾りを作ってくれました。
海外から来た生徒たちですが、作る飾りは日本の七夕にもよく合うものばかりです。

 

2年生のクラスでは七夕行事は2回目ということもあり、友達と話し合いながら手際よく飾り付けをしていました。

2年生は進学先を決める時期も近くなり、希望する学校に進めるように願う短冊も沢山ありました。

 

新入生が多くいるクラスでは初めての七夕行事です。
少しずつ学校にも慣れてきて、前よりリラックスしているように見えます。

 

学校のエントランスにも三本の笹が飾られ、短冊には「家族に会いたい、幸せでいてほしい」という学生たちの願いも多くあります。

いつも笑顔いっぱいの学生たちにも、家族や故郷から遠く離れた日本で暮らす寂しさが垣間見え
その気持ちに寄り添い、暖かく接していきたいと改めて感じました。

2025年進学説明会

6月初旬、渋谷のヒカリエで開催された進学説明会に全学生で参加しました。
初めて渋谷を訪れる学生も多く、学校のある川越とは異なる街の雰囲気に盛り上がっていました。

 

ネパールの学生たちは、友人同士でブースを回り、幅広い分野に興味を示していました。

進学先にはIT、ビジネス、自動車などの専門学校から大学まで幅広くあり
自動車系は男子学生に人気が高い学校です。

 

4月に入学したばかりの新入生にも、説明会の雰囲気を知るために参加してもらいました。
新入生にとっては少し先のことですが、興味津々に様々な学校の資料を集めていました。

中国からの留学生は、入学当初から日本の大学へ進学を希望する学生が多く
山手日本語学校からも、さまざまな大学に進学しています。

 

これから夏に向けて、オープンキャンパスへの参加など、進学に向けた準備が本格化していきます。

学生たちは日本全国から留学生と学校が集まる会場で良い刺激を受け
進学に向けた思いを新たにしている様子でした。

課外授業:川越散策

2025年5月、課外授業のひとつ『川越散策』をおこないました。

日本で暮らし始めたばかりの新入生は、やっと生活が落ち着く頃ですが、初めて触れる文化や生活様式に、まだ戸惑うこともあるかもしれません。

この課外授業には、川越の観光名所を訪れて、日本の文化に触れる良い機会にすると同時に
先輩・後輩の交流を深め、学校と日本での生活を、より楽しく充実したものにして欲しいという願いがあります。

 

スリランカの学生たちです。
スリランカの学生は毎年、先輩・後輩の分け隔て無くすぐに仲良くなります。

いつも笑顔の素敵な学生たちです。

 

課外授業では氷川神社、川越城本丸御殿、川越八幡宮、時の鐘など、川越の歴史的な名所をを散策します。

散策には目的地が設定されていて、到着すると先生からスタンプが貰えます。

 

時の鐘の前で、ベトナムの男子学生たちの記念撮影です。

ベトナムの学生は、川越散策ではお菓子やお土産をたくさん買って
観光を満喫してくる学生が毎年多く居ます。

 

川越城本丸御殿で記念撮影です。

あいにくの雨模様でしたが、本丸御殿は時代の雰囲気を感じる建造物で
学生たちも興味深く見学していました。

 

足場の悪い日でしたが、みんな笑顔で校舎に戻ってきました。

この課外授業を通じて、先輩と後輩の交流が深まり、より仲良くなれたと思います。

 

故郷から遠く離れて暮らす学生生活で、友人や頼れる先輩が身近に居ることは
とても大切なことだと思います。

日本と山手日本語学校で、たくさんの良い思い出を
大事な仲間たちと作って貰いたいと願っています。