日本では留学生にもアルバイトをすることが認められています。ただし、アルバイトを始める際には、事前に入国管理局の許可が必要です。また、留学生ができるアルバイトには時間、業種の制限があります。アルバイトは必ず学校に相談の上始めるようにしましょう。

アルバイトを始める前には、東京出入国在留管理局で資格外活動の許可を得ることが必要です。日本に入国する際、成田空港でもこの申請を行い、許可を得ることができます。許可を得ないままアルバイトをすることはできません。また留学生が働ける時間は週28時間（休み中は週40時間）までとなっています。

留学生は以下のアルバイトをすることができません。違反すると、ビザの延長などにも影響します。トラブルにあわないためにも、アルバイトを始める、または替える（やめることも含む）ときは、必ず学校に相談するようにしてください。

• 許可を得ないマンションのポストへのチラシ等配布

• 風俗業に関わるビルやお店の掃除

  エステ、バー、スナック、パチンコ店等でのアルバイトは、掃除をするだけでも資格外活動違反になります。アルバイトをするときはその店舗の業務内容を必ず学校に確認してください。

• 許可を受けていない路上でのチラシ・ティッシュの配布

  道路の使用許可を取っていない路上でのチラシ・ティッシュの配布は違法です。
  また、配っているものが風俗店の宣伝等であれば資格外活動違反（生徒には許されていない種類の仕事）となります。

• 内容物の分からない荷物の受け取り

  最近他人の荷物の受取人になるアルバイトが問題になっています。アルバイトとして受け取った荷物の中に、違法な薬物や偽造クレジットカードが入っていて、それを受け取った罪で逮捕者があったというケースもあります。